格段進歩した中綿の現状
数年前より繊維業界の努力の結果、中綿の技術格段に進み、快適性があり且つ動きやすい極寒用の防寒着が登場しています。
中綿の進化が防寒着の快適性を支えているのです。
アウトドアで使用するシュラフ（寝袋）の中綿には、大きく分けて2つの種類に分けられます。1つは化繊（化学繊維）、もう1つはダウンです。
化繊は比較的安価で購入できる・濡れに強い・洗濯が容易などがあり、ダウンは軽い・小さく収納できる・ふかふか感があるなどのそれぞれの特徴がありますが、作業用の防寒着中綿にも種類があり、以下の様な種類があります。
・シンサレート 平均直径2ミクロンの極細繊維の間に多量の空気を封じ込め、
動かない空気層を効率よく活用し暖かさをキープします。
・サーモコア 繊維構造体に中空の発泡粒子を固着させることにより、
人口の空気層を増加させ断熱性・保温性をアップ。
・コンフォマックス ポリオレフィン製の多層膜加工技術を組み合わせ、透湿防水機能を
中綿側にも持たせた高い防風性・保温性がある。
・アウトラスト 2〜30ミクロンの小さなカプセルに入ったパラフィンワックス。
体からの余分な熱を吸収し、寒くなると蓄えていた熱を放出する
という働きで、快適な体感温度へとコントロールしようとします。 |
